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『ドラゴンスレイヤー』 (''DRAGONSLAYER'') は1981年にウォルト・ディズニー・カンパニーとパラマウント映画の共同により製作されたアメリカ映画。日本での劇場公開はされていないが、1986年3月25日にポニー版で字幕付きのビデオ・LDは発売されている。DVDは字幕のない海外版のみで日本国内向けは発売されていない。 == ストーリー == 中世のイングランド。若者ゲイレンは、偉大な魔術師ウルリクのもとで、修行に励んでいた。そんなある日、若者ヴァレリアン(最初は男装しており、旅の途中でゲイレンに女性であることを知られることになる)を始めとする辺境ウルランドからの巡礼がウルリクの元を訪れる。毎年2人の処女を生贄に要求する悪竜ヴァーミスラックス・ペジョラティヴを退治して欲しいというのだ。だが、ウルリクはカシオドラス王の使者ティリアンの手で殺される。遺言に従い、ウルリクの遺体を火葬したゲイレンは遺されたアミュレット(護符)を頼りに、代わりに竜退治を遂行しようとウルランドの巡礼たちに同行する。 ヴァーミスラックス・ペジョラティヴの巣穴に着いたゲイレンは、魔法で岩を崩しヴァーミスラックス・ペジョラティヴを封じ込めることに成功する。村では祝いの祭が開かれ、ヴァレリアンもドレスを着て、これまでヴァーミスラックス・ペジョラティヴの生贄のくじ引きで選ばれないよう男として育てられたことを明かす。そこに王の使いとしてティリアンが現れ、ゲイレンをカシオドラス王の元へと連れて行く。カシオドラス王は、これまで上手くやっていたのに余計な事をしたとゲイレンを牢に入れてしまう。 牢のゲイレンを訪れたエルスペス姫はクジ引きに細工がされており、王家の娘や金持ちの娘は絶対に生贄に当たらないようになっていたことを知るとゲイレンを牢から逃がした。その時、王国を揺るがす地響きが起き、ヴァーミスラックス・ペジョラティヴが健在であることが知れ渡った。 カシオドラス王の元では、次回の生贄を選ぶためクジ引きが行われた。イカサマを知ったエルスペス姫はクジに細工を行い、自らを選ばれた生贄としてヴァーミスラックス・ペジョラティヴの元へとおもむく。 カシオドラス王は態度を変え、ゲイレンにドラゴン退治を改めて依頼した。ゲイレンとヴァレリアンの父は、最強の槍ドラゴンスレイヤーに魔法を込めて鍛え直す。ドラゴンスレイヤーを手にゲイレンは生贄の儀式へと向かう。儀式の邪魔をさせまいとティリアンが立ちふさがりゲイレンと戦う。その戦いの間にエルスペス姫は地中へと降りていった。ティリアンを倒したゲイレンも後を追い、地中に向かうが、エルスペス姫はヴァーミスラックス・ペジョラティヴの子供の竜の餌食になった後だった。子供の竜を殺し奥へと進むゲイレンの前に、子供の死を知って怒り狂うヴァーミスラックス・ペジョラティヴが現れる。 ヴァーミスラックス・ペジョラティヴにはドラゴンスレイヤーでも歯が立たなかった。ゲイレンは遺言を思いだし、ウルリクの遺灰を湖にまくと、ウルリクが蘇えった。ウルリクはヴァーミスラックス・ペジョラティヴと魔法で戦う。嵐を呼んで雷でヴァーミスラックス・ペジョラティヴを撃つが、それでもヴァーミスラックス・ペジョラティヴは倒せない。ヴァーミスラックス・ペジョラティヴがウルリクをつかみ空中へと舞い上がった時、ゲイレンはウルリクの指示に従ってアミュレットを打ち砕いた。すると、ウルリクの身体が大爆発を起こした。ヴァーミスラックス・ペジョラティヴも大爆発で焼けただれ地面に墜ち、ついに息途絶えた。 焼けただれたヴァーミスラックス・ペジョラティヴの死骸の傍らに佇むゲイレンとヴァレリアンの元へ、カシオドラス王の一行が現れる。カシオドラス王はヴァーミスラックス・ペジョラティヴの死骸に剣を突きて、王の従者が浪々と宣誓した。「ここに、偉大なるカシオドラス王、悪竜ヴァーミスラックス・ペジョラティヴを退治する」 ゲイレンとヴァレリアンは白馬にまたがりいずこかへと旅立つのであった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ドラゴンスレイヤー (映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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